雷大行進! ナショナルミニマムの底上げ訴え35年

活動報告

全国一律最低賃金、課税最低限、最低保障年金…3つの最低保障=ナショナルミニマムを浅草で訴え続け35年。東京東部7区の労働組合と市民団体が共同で取り組んできた世直し雷大行進が11月16日に今年も行われました。

私は台東民主商工会の事務局員として初回からかかわってきただけに、思い入れが強い運動です。

特に、労働組合は、労働者が所得税を天引きされているため、給与所得控除と基礎控除があることを知らなかったり、逆に個人事業者は最低賃金について知らなかったり…当時は、運動しながら、労働者と市民の団結が強まっていったことを思い出します。

「何とか雷門前をデモ行進したい」との声があがり、実現した時の喜びも忘れられません。

今回は、最高裁が2013~2015年の生活保護費10%削減を違法とした判決があり、国民の最低生活とは何か、が改めて問われる情勢のもと開かれました。

高市新首相は、石破前首相の「20年代に時給1500円」という先の長い公約すら投げ捨てています。経済の主役は国民のくらし、の声を上げ、消費税・インボイス廃止、全国一律1500~1700円最賃を実現するため力を合わせましょう。