「副籍」制度、さらに工夫と拡充を

子ども・子育て・保育学校教育

蔵前小の今回の学校だよりに、「副籍」交流の報告がありました。
「副籍」制度は東京都教育委員会が位置付けた、特別支援学校に通う児童・生徒が、住んでいる地域の学校と交流する制度です。

墨田、墨東特別支援学校の児童5人と、授業や給食などへの参加直接的交流を行って、在校生と交流している姿がよくわかる報告でした。

私はしょうど昨年12月の第4回定例会の一般質問で、教育長に「副籍」制度のさらなる拡充を求めました。これに対し教育長も、前向きな姿勢を示しました。

私は本来、全員就学を理念に学校教育がすすめられるべきである。どんな障害があっても地域の小中学校が受け入れることが可能な体制が確保されることが重要と考えます。同時に、障害児の意志を尊重した多様な学校生活の場を用意することが大切ではないでしょうか。

学校と教職員の超多忙化で大変ですが、同じ地域に暮らす同じ年代の子どもたちが交流する機会は、もっと多角的に拡充べきではないでしょうか。