こどもクラブの保育の質をまもれ 危うい区の姿勢をただしましょう!

台東区子ども・子育て・保育

12日の台東区議会・子育て支援特別委員会で、私は政府が今国会に提案する、学童クラブ指導員の配置基準の規制緩和について、台東区の姿勢をただしました。

法律は、学童クラブについて、教員ないし保育士などの資格がある専門指導員を含む二人体制を常時配置しなければならない、と「守るべき基準」を定めています。

しかし、昨年12月25日、これを「参酌すべき基準」という努力目標にし、資格のない指導員が一人いればいい、という法改悪案を今国会に出すことを決めてしまいました。

放課後の子どもの第二の家庭である学童クラブの保育の質が後退し、安全安心を脅かす重大な問題です。

台東区では子どもクラブの運営に影響します。私は、自民党・公明党が法改悪を強行しても、台東区は、現行法に基づき定めている区の条例を維持すべきと考えるが、区長・教育長はどう考えているのか、ただしました。

これに対し理事者は、「子どもの安全を第一に、法改正など国と都の動向を注視する」と答弁。

「子どもの安全を第一に」と、「指導員体制の後退」は矛盾するとは考えないか、と突っ込むと、
指導員の教育や巡回で保育の質を維持することは可能・・という趣旨の答弁が返ってきました。
現行条例を維持するとはついに言いませんでした。

重大な姿勢です。
来月たたかわれる区議・区長の一つの争点に浮上させましょう!