たいとう診療所がリハビリ病床8床を廃止へ
たいとう診療所(元浅草1丁目)のベッド8床が廃止になる・・地域で聞きつけ、これは大変、と訪問しました。
経営する医療法人は病床閉鎖を「苦渋の判断」と回答。地域包括ケアには、リハビリを中心にした在宅医療・介護支援のセンターにベッドは必要と考えている、と見解を示しました。
しかし最近、患者(利用者)は、在宅重度の方、認知症の方が増えており、看護師を夜勤で1人常駐するだけでは足りなくなってきた。
現在、ここだけでは年間1億円の赤字。決断せざるを得なかった、と言います。
医療と介護の質を落とすことはしたくない、という強い決意と、誠実な姿勢を肌で感じました。
このベッドを定期的に利用してきた区民は40~50人。ここがなくなると、医療ショートステイなどでリハビリまでやってくれるところはほとんどなくなります。
どうする、台東区!