今朝、全紙に広報たいとう・新型コロナ感染症対策の臨時号が折り込まれた。同時に本日、新宿区が共同のPCR検査スポットをつくって、地域診療所からのケースを直接検査する、と報道された。
台東区との違いは、検査の必要性判断に保健所(帰国者・接触者相談センター)が介在しないところ。２つのフローチャートを比較するとわかる。
厚労省方針により、保健所がPCR検査を抑制してきたことが重篤患者を増やし、感染爆発につながったことはもはやだれも否定しないだろう。
一方で保健所は相談や帰国者の行動点検、検体搬送などで疲れ切っているという悪循環。
杉並区に続き、新宿区でも診断医の判断で直接検査できる体制になることはとても重要だ。
今からでも遅くない。台東区はすでに一週間前にいち早く検体採取センターをつくった。
一日も早く、ここが地域診療所の判断で直接検査できるルールと体制にすべきだ。
そうしてこそ、区民の不安を取り除き、地域医療と保健所機能を回復し、保健所機能を回復する道だと確信する。