ひとり親家庭の貧困がコロナで加速。台東区が貴重な調査。

子ども・子育て・保育

新型コロナウイルスで、ひとり親家庭の生活が一層大変になっている…日本共産党区議団が求め、このほど、台東区は貴重な調査を行った。

 

☆まず、新型コロナウイルスによる家計収入への影響だが、52.4%が減少。1割近く「収入がなくなった」と答えている。

・変化はない…41.4%

・30%程度減少…22.9%

・50%程度減少…13.2%

・80%程度減少…7.0%

・収入がなくなった…9.3%

・収入が増加した…0.6%

 

☆コロナでより受けた負担で、大きいものは何か(2つ選択)という問いに、学校等がなくなった期間の経済的・心身の負担が大きかったことがわかる。

・生活費の負担増加…67.7%

・子どもの学習の遅れや生活習慣の乱れ…51.9%

・給食がないことによる食事の用意…37.6%

・在宅時間の増加による育児ストレス…18.0%

 

☆先の「緊急事態宣言」が発令された時と同じ状況におかれた場合に求めるものは何か。(複数回答)~とにかく現金、食料!

・現金給付…84.8%

・食料支援…40.0%

・住宅費軽減…37.5%

・制度のわかりやすい周知…28.8%

・保育・子どもの居場所の支援…26.0%

・保護者に対する就職支援…8.7%

 

☆無料学習支援や子ども食堂を知っているか~7割が知っているが利用したことはない。22%が「知らない」と回答。