清掃職員の徹底した定期的検査体制を!
8月15日までに、台東清掃事務所で16人の職員がコロナ陽性になっていたことがわかりました。16日から31日まで、燃やさないごみの収集が中止になります。
清掃事務所職員は私たちが出すゴミを連日収集・運搬しています。ゴミとゴミ袋に直接触り、粉塵などにまみれることは避けられません。コロナに感染する可能性と隣合わせの仕事です。
仕事から帰ってきたら事務所にある風呂で汗と汚れを洗い流します。当然、一人ひとりが別々に風呂やシャワー、洗面所を使うわけではありません。みんなで一緒に使います。
相手はデルタ株です。一人感染すれば、一気に何人にも広がる危険のある環境です。
区が清掃事務所全職員のPCR検査を行っているのは当然です。本来は感染が起きる前に定期的な検査を行っておくべきであり、ワクチンも済ませておくべきでした。すでに1割が陽性になったのですから、明日から月末までの「燃やさないごみ」だけでなく、「燃やすごみ」の収集も中止せざるを得なくなるかもしれないことを、率直に区民に伝えるべきではないでしょうか。
区の職員がコロナで仕事ができなくなったら、区民福祉は成り立ちません。区長は区職員を守り、区民を守るため、いま力を集中すべきです。