子育て世帯への給付金／渋谷区は残りの５万円も年内から現金で給付

新型コロナ感染症の影響を受けている子育て世帯を支援する国の子育て世帯臨時特別給付金の給付が始まりました。

同給付金は、児童を養育している年収が９６０万円以上の世帯以外の高校生までの子ども１人に１０万円相当の給付を行うもので、当初政府は、最初に５万円の現金を支給し、後日別途５万円分のクーポン券を支給する計画でした。しかし、国民や自治体から全額現金給付を求める声があがり、クーポン券の送付に９００億円以上の事務費がかかることにも批判が広がるなかで、政府は１０万円全額を現金給付することを認めました。

渋谷区でも当初、１２月２３日から５万円の現金給付のための準備を進めていましたが、政府の方針転換を受けて、残りの５万円も年内に給付することになりました。

なお、そのための予算は本来、補正予算を区議会での議決を要する案件ですが、議会運営員会の全会派一致で区長の専決処分(議会には事後承認)を認めました。わが党区議団も、「一刻も早く区民に届けるために」「例外的」な対応として賛成しました。

給付の概要は、以下の通りです。

• １５歳以下の今年９月分の児童手当受給者(１万３３２０人)

※手続きは不要

・先行給付金(現金５万円)

通知：１２月１３日／振込日：１２月２３日

・残りの給付金(現金５万円)

通知：１２月２４日／振込日：１２月２７日

(2021年10月1日～22年3月31日生まれの児童手当受給者も申請不要)

 

• 高校生(2003年４月２日～2006年４月１日生まれ)の父母等で所得が９６０万円未満(１６００人)

※申請が必要

・現金１０万円を一括給付します。

・通知：１２月中旬

・申請開始：１月上旬／給付金の支給：１月下旬

以上