区長・区議選、あすから。上野の演説で蘇った台風19号の時の記憶。
台東区
あす16日、台東区長・区議選が告示されます。
15日の今日は、党副委員長・田村智子参議院議員が上野駅前で「台東区の党4議席なんとしても」と訴えました。
私は、上野でデッキカーの上から話すのは久しぶり。
上野で今期4年間を振り返り思い出すのは、3年半前の台風19号の時、台東区が設置した緊急避難所が路上生活者を入れなかった問題です。あの日、事実を知り私はすぐに区に改善を要請しましたが変わりませんでした。
台東区の対応をマスメディアが一斉に報道。わが党区議団は区長に当事者への謝罪と今後の改善について申し入れました。この時、台東区議会で動いたのは共産党だけでした。
区長は謝罪しました。しかし、それは区民をお騒がせしたこと、についてであり、排除された路上生活者その人への謝罪ではありませんでした。
私はその直後、決算総括質問で区長の姿勢をただし、区長は大変な思いをさせたことについて謝罪。しかし、当事者への謝罪とは聴き取れない内容でした。併せて、今後の風水害時の路上生活者の避難場所確保を約束。現在の台東区地域防災計画に反映されました。しかし、十分ではありません。差別や偏見を生みかねない対応です。
……そんなことを考えながら、4分与えられた持ち時間を、行政をチェックする党区議団の値打ち、に充てました。
いよいよ明日から、台東区民のみなさんの審判をうけるたたかいです。全力をあげます!