北上野2丁目福祉施設の工事が入札不調に
台東区
(仮称)北上野二丁目福祉施設の新築工事が、5月20日の入札で応札者がいなかったため不調になりました。区はこれに併せ、電気設備工事、空調設備工事、給排水工事などの入札もとりやめました。期待が高い施設だけに、開設時期が遅れないかが心配です。
同施設は、延べ床面積1万5812㎡・地下1階地上7階建て、総額2百億円規模・工期3年半という大きな規模です。こういう大規模工事は、昨今、技術者や資材の長期確保、先行きの見えない物価上昇、都心部での巨大再開発事業との競合などからどこでも困難になっているようです。
区は、入札に関心を示しながら応札しなかった事業者に聞き取りを行ったところ、工期延長や諸経費上乗せがあれば対応の余地がある、との回答だった。しかし適正に決定した工期・工費等を現時点で変えるべきではない、と判断した、としています。
そこで、整備スケジュール等への影響が小さい入札資格要件の緩和を行い、再度入札公告を行う。それでも不調となった場合は工期・工費の見直しを行う…としました。これは適切な対応です。
同時に、同施設は、障害者支援・児童発達支援・子育て支援・教育支援・若者支援の5つの機能、そこにつなげる総合相談窓口が設置される、台東区の障害福祉と子ども施策の拠点になります。障害福祉サービスや児童療育などで松が谷福祉会館を利用している人からは一日も早く完成してほしい、という声が強く上がっています。この声も大切に前に進むことを願います。
写真は「広報たいとう」より