小包集中局跡地活用、事業者提案でアンケート
台東区
台東区最大1万平方メートルの区有地・旧東京北部小包集中局(清川2丁目)の活用で、2つの事業者からの提案があり、区は12月25日~1月15日アンケートを行います。
2つとも現建物を解体し、2階建てスーパーマーケットをつくるというもの。
1事業者は高齢者や障害者への移動販売や子ども食堂、もう1事業者はコミュニティや地場産業など地域貢献も打ち出していますが、メーンはスーパーです。
民間事業者がこの地への設備投資を考えれば、このプランしかなかった、というのが現実でしょう。
日本共産党区議団は今年の1定・2定の一般質問で、十数年塩漬けになってきたこの地の活用を打開するには、①区が政策目的を明確にすること、②区が掲げる北部地域のリノベーションまちづくりのコンセプトを大切にする(現建物の活用)ことが重要、と指摘してきました。
そして、スケートボードやスリーオンスリーなど若者が思い切ってスポーツできる場所、文化・コミュニティ施設、防災に資する機能を、手法は創エネ・省エネの導入を、と提案してきました。
今回の事業者提案は公的機能が乏しく、期待外れの感は否めません。
区民のみなさん。どんどんアンケートを出しましょう。