7日、台東区「学びのキャンパス」事業のメニュー・「命の授業」を待乳保育園で視察した。
包括的性教育の重要性を取り上げてきた以上、教育現場でどのように行われているのか、知っておかねばならない。
 
都助産師会の講師が、3歳児・4歳児・5歳児の成長に合わせ、おヘソの役割、胎児の成長などを人形などで説明。実際に赤ちゃん人形を抱いたり触ったりさせて授業をすすめていた。
事前に園長との綿密な打ち合わせがなされており、とても充実した内容だった。
子どもたちは赤ちゃんを抱き、「重〜い」「ちっちゃい」。
 
子ども一人ひとりが自分の命と存在の大切さ、相手を尊重する大切さを知ることにつながる包括的性教育。
台東区で今年度、この授業は小学校2校、中学校4校回、幼保6園でしか取り組まれていない。
この事業だけでなく、区は包括的性教育に真剣に取り組むべきだ。