「なつぞら」・・・東京大空襲犠牲者訴訟の故星野弘さん宅で

選挙支援のため入った墨田区。
東京大空襲犠牲者訴訟原告団長で、昨年亡くなった星野弘さんの押上のお宅を訪ねました。

私は、生前お世話になりながらお悔やみの挨拶がしっかりできなかったことをお詫びすると、奥さんの雅子さんが家に上げてくださいました。
応接間にはお元気な時の弘さんとのツーショット写真が飾られていました。

東京大空襲訴訟は、元軍人にはある補償が、大空襲犠牲者にはない、と国に対して起こした国賠訴訟です。
星野弘さんは「機銃掃射で手を奪われた女性も、親を亡くした孤児にも補償がないことはおかしい」と生前、語っていました。

大空襲で両親を失った主人公を描く、連続テレビ小説「なつぞら」が始まりました。
星野さんのお宅を訪ね、あらためて戦争の悲惨さと、日米政府の傲慢さを実感しました。