オリンピックで臨海学校ができない!?

学校教育

東京オリンピックで観光バスがひっ迫し、台東区立小学校4年生の来年の臨海学校ができなくなる可能性が高まっています。

組織委員会が文科省に、文科省が都道府県教委等に昨年7月31日に、開催期間中とその前後・7月18日~8月10日の間、部活などの夏季合宿、林間・臨海学校など小中学校の行事について、時期を調整してほしい、という協力要請の文書を送りましたが、そのあおりを受けてのことです。

台東区では中学校の部活やサークルの合宿、小学校4年生の臨海学校と小学校6年生の林間学校が影響を受けます。

このところの区議団での聴き取りでは、中学校の部活は地方のバス会社の協力などでクリアできるところも出てきました。

林間学校は学期内実施でなんとかなる見通しが開けてきましたが、臨海学校は極めて実施が困難だということです。

小学校校長会はこの1年間、プロジェクトチームをつくり、がんばって実施を追求してきましたが、そろそろ結論を出さなくてはならないようです。

自然豊かな環境で、家族と初めて離れ友情をはぐくむ貴重な体験、教育の場を奪うことは問題です。

「新しい台東」で今週とりあげました。