浅草・材木町の土蔵、区は記憶にとどめる仕事を!

慶応年間に建てられた、雷門2丁目、材木問屋の蔵がとうとう解体される。

文化庁登録有形文化財(1996年)、台東区景観重要建造物(2018年)に登録された土蔵で、牢固な構造は関東大震災や東京大空襲から内部を守った。

江戸から明治にかけ雷門付近は材木町と呼ばれ、隅田川を利用して木材を運ぶ材木問屋が並んでいた。

歴史的・文化的価値の高いこの建物、関係者の懸命な努力で、移築先は深大寺に決まったそうだ。移築の支援をしたい。

オーナーの村守恵子さんが、この土蔵や材木町という街の存在を、記憶としてとどめたい。台東区に力をかしてほしい、と要望している。議会でも取り上げられた。

区は記憶にとどめられるような仕事をすべきだ。