台東区の中学生の演劇に感動。江戸したまちたいとう芸楽祭
8月31日、江戸したまちたいとう芸楽祭の先陣を切って演劇「中高生ステージ」へ出かけました。
台東区内の中学校、高校の演劇部が日ごろの成果を発表する舞台です。毎年楽しみにしています。
今年は区立中学校3校、都立高校3校、私立高校2校の演劇部が登場しました。
区立駒形中学校演劇部は「人間・にんげん・Human・・・」。3人の部員が総力をあげ、細菌により淘汰されていく人間とアンドロイド(ヒューマノイド)をテーマに、外国から来た女の子を日本人のヒューマノイドが守り抜く話。私には、昨今の外国人排斥の風潮にあらがう中学生のように見えた。
区立柏葉中学校は「この探偵、馬鹿につき。」子どもたちの喜劇創作のエネルギーが伝わり、笑いの連続だった。
区立御徒町台東中学校は「まい・ほーむ大作戦!~新築庭付き一戸建て幽霊付き」。どこにでもいる風采の上がらない父親とその家族が、生まれてこれらなかった兄弟(幽霊)の存在を知り、マイホームではなく幽霊と暮らす選択をする。それを通じて父親も見直される?過程に目頭が熱くなった。
午後の高校生の部が見られなかったのは残念。毎年、観にきたい素敵な企画だ。